google IME トラブル対処メモ

googleIMEを導入したものの「変換サーバーが起動できませんでした。」が出て起動できない場合の対処法メモ。
 
googleで検索してトラブル報告を流し読みした結果、ActiveDirectoryが有効になっているなどして、そのパソコンのローカルアカウント以外で使用していると発生するようだ。
ローカルのAdministratorでログオンし直したらgoogleIMEが使える場合、その可能性が高い。
 
その場合は、下記のプロファイルフォルダのセキュリティ設定を変更することで対応可能。ただし設定を間違うといろいろ面倒なので、少しでも意味がわからない人は変更しない方がいい(そもそも、AD環境ならまず管理者へ相談すべき)。
C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\Application Data\Google\Google Japanese Input
※上記パスはWindowsXPSP3の場合。環境によって適切に読み替える事
上記フォルダに対し、自分自身(ドメイン上のユーザー等)によるフルアクセス権を、明示的に追加する(ローカルの管理者グループなどに追加していてもダメな場合があるので)。
念のためログオンし直し、googleIMEが動くことを確認する。
 
googleIME関係プロセスの実行ユーザーとか、なんかその辺が原因だと思う。限りなくバグ。そのうち公式から修正版が公開される事を期待したい。
 
 
 
※追記
ATOKから学習辞書や単語登録データを引き継ぐ場合の注意点

  1. ATOKで書き出した辞書データの「単語の末尾」についている「$」や「*」を取り除く
    テキストエディタの置換などを使用する)
  2. データを10,000件ごとにファイル分割しておく。
    (これはユーザー辞書毎の最大数制限。辞書を分ければ10,000件以上でも問題なく取り込める)。
  3. googleIMEでインポートする際はMicrosoft IME」「Shift-JIS」で読む