東京地検特捜部は常に正義なのか

江川紹子氏の記事。
http://www.egawashoko.com/c006/000315.html
 
ずっと脳裏にモヤモヤとしていた事を、ズバッと言ってくれている。
長いので多分携帯では読めないと思うが、機会を見つけて読んでみて欲しい。
 
確かに小沢氏はきちんと説明して欲しいと思う。法の正義は守られるべき。
小沢氏の周りも、いろいろ引っ掻き回されて本来やるべき仕事がしにくい雰囲気になってるだろうに。
 
でも、その説明責任を声高に求めている旧与党のふてぶてしい方々や、その捜査を行っている検察自身や、「説明責任」の文字を星の数ほど紙に印刷している新聞をはじめとするメディアの方々には、何も説明する事は無いのか?と言わざるをえない。
小沢氏と同じような件で騒がれたのにお咎めなしだった自民党関係者は十分な説明をしたのか?
秘匿されるべき捜査内容を報道機関にリークしまくる検察は、その情報漏えいについて説明したのか?
報道機関も誤報を連発しているようだが、そういう異常な報道を(過去も含めて)きちんと説明してきたのか?
 
テレビ離れが叫ばれて久しいが、こういう経緯を見ていると新聞もなかなか腐ったメディアなんだと気付かされる。まあ、テレビもいい加減発酵していて見るに耐えない番組多いですけどね。
小沢氏を権力者の象徴に仕立て上げて叩くのは楽だろうけど、検察だって巨大な力をもった権力組織。もっと公平になろうぜ。