最近の邦楽をあまり聞かない理由

なんだろうね。
歳とったからだろうか。
 
ここ最近購入した曲といえば、Tiësto - In Search of Sunrise 6 - Ibizamusicaだけだ。あとはニコ動のボカロ新作から気に入ったものをチョイスする程度。
 
いわゆるアイドルグループや、ヒットを連発しているアーティストの曲を聞いても、なんかグッとこない。耳あたりのよい言葉ばかりの歌詞や、分かりやすくてひねりの無い旋律や、個性や実力を感じさせない声のせいだろうか。なんだか特徴が無いというか、自分の経験や心情にシンクロしてこないんだよな。振付や歌は上手いと思うが、カラオケで「上手いねー!」と言われる素人との違いがよく分からない。
いや、そういう表面的な話はともかく。
なんというか、心の表面を撫でていく音楽は多いけど、心のなかに染み入ってくる音楽はなかなか出会えない、という違いだろうか。
 
 
そんなことを考えながら、久しぶりに秒速5センチメートルの特典映像にある山崎まさよし氏の One More Time, One More Chance を鑑賞。
たった5分半足らずの時間の中で、私が30年以上かけて経験してきた気持ちを見事に歌っている。これは10代の自分、20代の自分、それぞれに聞かせたとしても感じられなかった感情じゃないかと思う。
さらに、この映像と一緒になると驚異的な破壊力をもつから困るんだw

http://www.youtube.com/watch?v=aAUi1NuOnJ0
少し気持ちが弱っている時などは簡単に涙腺崩壊する、私にとっての特別な癒しの曲。