最近の買い物


PENTAX OptioM30 というコンパクトデジカメで使える広角レンズを探していて購入。
同カメラにはフィルタやレンズを後付けするネジなどは切られていないので、こういうアイテムしか選択肢がない。
 
両面テープが付いた金属リングをカメラレンズ先端(レンズの周囲の枠部分)に貼り、レンズを磁力でくっつけるという、力業的なアイテム。アイデアの勝利だ。
磁石は思いの外強力(カメラ本体への影響が気になるほど)で、普通に使う分には全く支障ない吸着力だが、ネジなどの機械的な固定がされていないので当然限界もあり、ヘルメットカメラのようなGがかかる使い方をすることはできなさそう。指で軽くつついたりカメラを持って被写体を追いかける程度なら全くズレないが、意図的に振ったり衝撃を与えると結構ズレる。つか、デジカメにそんな扱いをするシチュエーションが問題なんだがw
 
あと、ペチッとくっつける際に自動的にセンターは出ない(レンズの磁力面に溝などの位置決め構造が無く、手の感覚でズリズリと動かしてセンターを出さないといけない)ので、毎回カメラ液晶を見ながらケラレが出ていないか確認する必要がある(特に広角側)。ちょっとしたことなんだが、結構ガッカリ。磁力と位置決め溝で「パチッ!」と一発でくっついてくれるのを想像してたんだけどな。
 
でもまあ、手頃な値段で人間の視界に近い写角が得られたので満足している。風景写真とか街中とか、本体の広角だけでは捉えきれなかった画が撮れそうで楽しみだ。
 
 
 
トラ技な本を2冊。
基本からみっちり書かれている。図も多用されていて理解しやすかった。
が、抵抗器のL成分なんぞまったく気にならないレベルの工作をしている者にとっては、若干内容が高度すぎる印象も受けた。高周波回路を作るようになれば「買っててよかった」となるのかもしれないけど。
プリント基板の本は、いずれ基板をCADでデザインして外注する時のためにと購入。こちらもブレッドボードやユニバーサル基板でモゾモゾしている私には高度な内容。でも製作工程や使われる専門用語などを理解するチャンスにはなった。いつか4層基板設計できるようになりたいものだ。
 
しかし、内容(文章量)に比べて若干高い気がする・・・。まあ専門書なんてそんなものだが。
 
 

リンクマン製デジタルマルチメーター【LDM-81D】。
本当は上位モデルが気になっていたのだが、予算繰りの関係もあってこちらに決定。
今まで使ってきたアナログ式のメーターに比べると、随分楽に感じる。電圧・電流測定時にレンジを毎回切り換えなくてもいいとか、ボタン1つで周波数やデューティー比が確認できるとか。
 
コンデンサ容量測定こそ数秒かかるが、常用する電圧・電流の測定や周波数測定はほぼ一瞬。アナログのような「にゅーん」と針が動くラグがなく、値が「ぱきっ」と(単位も自動で)表示されるのは気持ちがいい。
大昔に安いカードタイプのデジタルテスターを使ってたことがあり、反応は遅いわ数値がフラフラして読みにくいわと「デジタルメーター」という名前に悪い印象があったのだが、良い意味で裏切られた。
 
そしてアナログでは値を目で読んで記憶しながら作業をしなければならなかったが、デジタルだとHOLDボタンで数値固定すれば両手をリードから離してゆっくり数値を確認できる。たったこれだけの事でも、実際の作業での利便性は非常に良好になる。
こんなに便利ならはやく買っておけばよかった・・・。
 
ただこのモデル、ボタン操作するたびに「ピ」という結構な音を出してくれる(モード切り換えダイアルは無音)。業務・屋外で使うには丁度よいかもしれないが、深夜に屋内で使っていると結構耳障りに感じる。音のON/OFFや音量調整ができるといいんだけど・・・。え?裏蓋開けて改造?
あと、取説くらい簡易製本してほしいなぁ。PDFを縮小してA4両面に印刷しただけのような紙が折りたたまれて入っていたが、作業机の雑多な所に置いていたら不要なメモ類と一緒に捨ててしまいそうだw
 
 
ツールに関しては、年明けに10Mくらいのハンディーオシロ買えば一段落かな。
あ。パーツを整理する箱か棚を買わないと・・・。抵抗100本単位でワサワサ買い集めてるからビニール袋では管理しづらくなりそう。