動画のサムネイル作成を抑制
Windows上でaviやwmvなどの動画を扱っていると、移動や削除、ファイル名変更の時に「ほかの人またはプログラムによって使用されています」的な警告が出て作業が一時中断する(CPU使用率が下がってから作業すれば成功する時がある)場合があります。
これ、XPが実装している動画のサムネイル生成機能が原因らしいです。
つまり、動画のファイルへマウスカーソルを乗せたりファイルを選択したりした際に、XPが勝手にそのファイルの解析を始め、可能ならサムネイル画像を生成したりしている訳です。
短い動画や高速な環境であればいいのですが、30分近い動画をUSBのHDDで扱っていたりすると致命的。本当にイライラさせられます。
これを解決すべくググッてみると、「動画ファイルのサムネイル表示を抑止する」というTipsにたどり着きました。
リンク切れ等を考慮して概要をまとめておくと、
- Explorerでの操作時、Media File Property Extractor Shell Extension(%SystemRoot%\system32\shmedia.dll)が呼び出されるのが原因
- ファイルの構造や状態によっては、システムを一時的にハングさせる事もある
- 無効にするには「C:\>regsvr32 /u shmedia.dll」をDOS窓で実行
という感じ。
実際、上記のコマンドを走らせたところ、ファイル選択時のCPU使用率の上昇がなくなり、大型の動画も普通のファイルと同じようにサクサク管理できるようになりました。