DivX6に安住の地を破壊される

会社の仕事用PCは、不意のクラッシュなどが無いよう自分に出来る最大限のメンテナンスによって、常に最適な状態になるようにしています。
不要なアプリは早めにアンインストールする、変なアプリは突っ込まない、Cドライブ内の一時ファイルなどは定期的に除去、週1回のCHKDSKデフラグ、毎日退社前の作業データバックアップ・・・。
 
が、先日動画処理の必要があってDivXエンコーダが欲しくなり、最新版=最良という(普段ならありえない)判断で最新版をダウンロード、インストール。
 
作業自体は無事終了したものの、それ以来PCが不穏な動きを見せています。
調べてみるとdivxsm.exeというタスクが起動したり終了したり、WindowsMediaEncoderがまともに動かなくなったり(ウィザードのステップ移動に1〜2分かかる)・・・。
一番やっかいなのが、作業中のアクティブウィンドウが勝手に解除されるという問題。エクセルなどでデータを入力している時、ふと資料から顔をあげて画面を見ると、エクセルのウィンドウが非選択状態になってデータが入力されていない。データを入力している最中、誰かにこっそり Alt+Tab を押されたような感じ。これはかなり精神ダメージ喰らいます。
 
どうにも気持ち悪くなって調べてみた結果、6は糞だ、という結論に至りました。
で、早速アンインストール。
とはいえ、DivXが無いと色々面倒なので比較的評判の良かった5.2をインストールしてみることに。
 
そしたら、Explorer.exeがガンガンクラッシュするようになりました。
ファイルをドラッグして別ウィンドウにコピーとか、まず不可能。ポップアップ動作やドラッグ操作などの処理がブチ壊れていらっしゃるようです。
 
実はDivXは昔から嫌いでした。単なるコーデックであるはずなのに不要な機能やアプリが大量に含まれていて、しかもシステム内部に根を下ろす悪い癖は昔からでしたし。
でもDivXの強力な圧縮力と処理効率は捨てられないのが現実でして、その妥協案として「普段はインストールしないが、必要な時に最新版か安定版を導入する」という方法をとっていたのですが・・・。
経験上、デバッグメッセージ類も出さずにExplorer.exeがクラッシュする状況は調査・復旧が困難(実質復旧不可能)だと知っているので、近いうちにOSから再インストールすることにしますorz
 
飛ぶ鳥 後を濁しまくり なDivX。もうだめ。限界。
ソフトウェア開発もやる人間として、「アンインストール後にシステム障害を残すアプリ」と「ユーザーの作業を阻害するような動きをするアプリ」は大嫌いだし、もの凄く低レベルなバグだと認識してますから、私の中でのDivX6の評価は「シロートが作った害にならず役にも立たないHelloWorldプログラムより質も完成度も低いゴミ」となってます。
 
今後は専用の仮想マシンVMWare)内だけで隔離して使うことにしよう・・・。