おかしくなりやすいパソコン、なりにくいパソコン

私は、自宅のマシンに関してWindows95の頃から自作機だけでやってきているので、パソコンというものを1つの機械とは見ていません。
パソコンの中にはマザーボード、電源、CPU、メモリ、グラボ、HDDなどのたくさんのパーツが入っていますので、パソコンの動きがおかしい時はそれらのどれかがおかしい時、という考え方をするんです。
 
なので、メーカーによる壊れやすさ壊れにくさは都市伝説だと考えてます。パソコンは機械なんだから故障して当然。壊れたなら壊れた部品を交換すれば良いだけの話。同じパーツ(たとえばHDD)が何度も不具合を起こすなら、関係する部品(電源とかケーブルとか)も交換してみるとか、別なメーカーを使ってみるとかすればいい話。
 
それでもパソコンの動作が頻繁におかしくなる場合の原因は、ユーザーの使い方が一番大きな要素だと思っています。普段のマウスやキーボードの操作といったレベルの話ではなく、いわゆる運用上のクセと呼ばれるものです。

  • 使わないソフトを入れている
  • 目的や動作が分からないソフトが入れたまま、起動・常駐したままになっている
  • アンインストールの順番に気を使わない
  • アンインストール後にエクスプローラでゴミファイルまでちゃんと掃除しない
  • 各種チェックや最適化の作業を行わない
  • バックアップを取らない
  • パーティション配置の際、物理的な配置を意識しない
  • メモリやCPUやHDDの性能を考慮しない使い方をしている(画面系が低スペック&少ないメモリのマシンなのに、やたら動く壁紙を貼ったりとか)
  • エラーや警告の表示をまともに読まない(ポップアップするダイアログを反射的にOKボタンで閉じる)
  • InternetExplorerをメインブラウザで使っている(笑)

などなど。
 
自分に当てはまる点があるなら、ちょっと時間を割いて勉強してみることをお勧めします。
趣味にしろ仕事にしろ、自分のマシンは全てを預ける相手なのですから、中身や動きにちゃんと気を使わなければ、トラブルの防止やいざというときの問題回避は無理というもの。
散髪屋さんが使うハサミのことを詳しいように、主婦が台所の調理器具の事をアレコレ知っているように、自分の使う道具は自分で管理できるようになるべきだと思うんですが、どうでしょう。