宮崎県知事選挙が近いんだけど、イマイチ実感が湧かない

新年早々、県知事選の騒ぎです。
個人的には、現在の与党のやり口(政策しかり選挙活動しかり)には反感を感じるので、あえてそのまんま氏を応援してます。私は弱者を応援してしまうマイナー大好き人間なので。
 
で、この私の中の実感の無さは何なのでしょう。大事な選挙だと分かっているのに。全国版ニュースでも取り上げられているのに。
仕事で帰宅が遅く、TVもNHKの全国ニュースと天気予報だけ、ネットでニュース読むので新聞もたまにしか読まないという環境のせいもあるのかもしれません。
そんなわけで、いつでも見られるインターネット上での情報収集がメインになるわけですが・・・。
 
などと思いつつググッていたら、トラバ先の3Dで振る小さな旗さんところで、立候補者の選挙活動の話を見つけました。
確かに選挙カーの騒音はやめて欲しい・・・。爆音ビグスクより大きな音で、しかも聞き取れない何かを連呼されてもね。とにかく名前を耳に残したいという目的は分かるけど、「一番うるさく連呼してた人だから、絶対この人に投票しよう!」とはならないと思うんですよ。まあ、他人の判断や価値基準は分からないんですけど。
 
あと、立候補者のサイトについて。

ネット上では、やはり政治的な知名度で不利なそのまんま氏が一番アクティブな印象ですね。後援会事務所が仕事場の近くなせいもあり、かなり身近な印象があります。
というか、他の候補者のサイトは「業者に委託してテンプレートなデザインに配付資料の画像データを乗っけただけ」的な印象が強いです。コンテンツ量が少ない。そもそも選挙活動以外の目的でネットを使っていないのがバレバレです。現在のネットでの訴求力をあまり期待していないのでしょうか・・・。
 
立候補者のプロフィールを見るたびに思うのですが、学歴や職歴の列挙ばかりがプロフィールだと思っている方が多いですね。その人のたどった学歴・職歴が重要なのではなく、在学中・在職中に何をしたか、何を残せたか、何を変えたか、それが大事なのに。肩書きをもらって決まった時間をイスの上で過ごすなら私にだって出来るんだから、その人らしさはもっと別な、その人の行動で評価されるべきだと思うんです。
こういう活動に参加した、こういう論文・出版物を出した、この出来事にはこういう風にかかわった、という動きを感じさせるプロフィールが少ない。動きのない生きてる感じのしないプロフィールなんて、まるで昔書いた予定表みたいじゃないですか。意味無いと思うんです。
 
あと、マニフェストや政策の主張の中にも具体的な点が抜けてる人が多い。県政の立て直し、産業や観光の振興、少子化対策や女性支援などの多くの事案が重要なのはみんな分かってる。だから、自分ならそれをこうやって作った予算でこういう制度をつくり、いつまでにどれだけの成果を目標として実現する、という所をしっかり主張すべきだと。
言葉上の共感さえ得られればいい、というような薄っぺらい主張の列挙を読んでいるとムカムカしてきます。正直、数字や日付を掲げずに「働きかけ」や「活性化させ」などの言葉ばかりを使う人ほど、マイナスな印象を受けます。
 
まあ、こういった選挙はその人個人ではなく、その背後の支援団体の意志の方が強かったりしますから、どうにもならない所もあるのでしょう。それはそれでどうかと思いますけど。
 
有名な立候補者達と、草の根的活動をするそのまんま氏の行動や言葉の違いを見ていてそう強く思った次第です。
 
まあ、草の根的手作り感や主張内容の斬新さでは武田氏も気になりますが。