本塗装

完全にプラサフが乾燥したので、600番で水研ぎ。
まず明らかに厚くなりすぎたところやホコリを取り込んでいる部分をさっと撫でて大まかに表面の荒れを整える。
続いて800番に切り替えて平面出し。スポンジを使って視覚では確認できない平面を削り出す感じ。強く押さえつけず、軽く何度も撫でるようにシャカシャカと動かしていると、水がプラサフ色になって平面のつもりだった面に歪みの模様が浮き上がってくる。
削りすぎないように注意しながら全体を整え、エッジ部分もチェック。

この作業中に雨が降り出すが、水研ぎ時は湿度関係無いので気にせず行う。

このあと水分を丁寧に拭き取って室内に吊って水分を乾燥させる。
 
翌日、待ちに待った晴天となったので車庫に道具を持ち込んで作業開始。
シリコンオフを吹きかけてウェスで拭き取る、の作業を2回繰り替えし。さらにワックス仕上げ用の糸くずの出ないウェスで細かいホコリまで拭き取り。
その後約10分の間隔をおきながら4回吹きつけ。

  • 1回目・・・塗料の広がり具合などを確認しながらまだら模様になる程度に軽く吹き付け。主に裏面やエッジ部分を中心に。
  • 2回目・・・エッジ部分や吹きつけしづらい下面を主に塗装。全体にも塗料を吹いて乗せる感じで重ね塗り。まだ部分的にまだら模様が残っている状態。
  • 3回目・・・全体が均一な色味になるよう、薄い部分にサッサッと吹きつけ。それを丁寧に(タンクのまわりをぐるぐる回りながらw)何度も繰り返していく。全体が均一な色味になった状態。
  • 4回目・・・日光にさらされる上面やエッジ部分を、気持ち厚くする感じに吹きつけ。既に色味が均一なのでバランスはそれほど気にしなくていいが、調子に乗ると厚くなったりゆず肌っぽくなりやすいので注意しながら作業。

スプレーは常時素手で握って体温で保温&温度チェック、重ね塗りの合間は上着の内側で保温。ホントはお湯がいいらしいんですけど、気温が高かったので体温でも充分っぽかった感じ。
その後2回クリアを重ね塗り(メタリック保護用の捨てクリア)して終了。
 
2回目のクリア吹いた直後



(空の光が写り込んで、実際よりもメタリック感が強く写ってます。もうちょっと色は暗いです)
 
素人がインターネットの情報だけで準備・勉強して、メタリックに一発勝負で挑戦した事を考えると、合格点じゃないでしょうか(自画自賛)。まあ、ウレタンクリア吹いてコンパウンド磨きが終わるまでは完成じゃないんですけどね!
 
そうそう、結局塗装に使用したのはSoft99トヨタ車用ダークブルーイッシュグレーM(色番号183)。店頭の色サンプルと微妙に違うー!予定よりもグレーが明るかったりメタリックが強かったり、ちょっと不満・・・。
まあ、塗装初めてだし、綺麗に仕上げるのを目標にします。リアフェンダーも同じ色にしてしまえば違和感も少なくなるだろうしヽ(´Д`)ノ ハハハ