塗装下地処理

サビ取り、表面処理などを行ってプラサフ(グレー)を全体に吹きました。
 
購入時の状態。

空の青が写り込んでますが、グレーのプラサフを吹いたのと同じくらいの色合いで、表面は綺麗な状態でした。
ただ、タンクのエッジや裏面の溶接部分周辺などに「下地が剥がれた箇所」や「下地の下の錆び」が見られ、ヤスリでザリザリと削り落として処理しなくてはならないなど、ちょっと想定外の点がありました(メーカー側の下地処理の段階で既に錆びていたような形跡もあり、あまり過信できません)。
また、タンク表面にも直径1mm以下程度の小さなフジツボ状の凹凸があり、明るい場所で目を近づけて確認・研磨する必要がありました。
タンク内部にもさび色をした水分が残っており、本使用前に一度花咲Gなどで錆び除去・防錆処理をする必要がありそう。これ、製造してから保管している間に錆び等が発生した感じなんです。受注生産で待たされても良いから、もう少し状態のいい製品であって欲しかった気がします(まあ、値段相応と言われればそれまで)。
新品だからと、全く処置せずに塗装することはオススメできません。
いきなり本塗装などもってのほかですね。
 
プラサフ2度塗り後の状態。

元々下地処理はされていたので、それほど厚く塗り重ねていません。むしろ裏面の溶接部分周辺などサビが発生してた箇所やエッジ部分、タンク後方の入り組んだ構造の箇所を重点的に吹いてます。
 
2回目の塗りが昼の3時ごろに終了したので、そのまま屋外で乾燥。
塗装直後はシンナー臭がひどくて、とても室内には持ち込めず、日差しが弱まって気温が急降下する5時前ごろに室内へ。天井からS字金具(物干し竿用?)を下げ、その先に逆さに吊してます。
 
このまま充分乾燥させ、翌週末の土曜に表面水研ぎ、翌日曜に本塗装予定。
 
今回使用したケミカル。

いずれも近所のDIYショップの車用品コーナーで購入。
脱脂用のシリコンオフ(強烈な灯油臭。近くで見ていた猫も逃げた)と、下地として塗ったプラサフグレーです。
 
必要となる量ですが、シリコンオフは1缶で下地・本塗り・クリアまで持ちそう。多量に吹き付けなくとも、ウェスに吹いて丁寧に拭けば大丈夫なので、使用する量はそれほど多くないと思われます。
プラサフは、練習用として新聞に吹いたりしてましたが、2回塗りまでは大丈夫っぽかったですね。ただ2回目の最後あたりは圧が下がってきた感じはしたので、大型タンクや3度塗り以上をする必要がある場合などは2本以上用意しておいた方が良さそうです。