いわゆる一つのバグフィックス(ぁ

WindowsXPを終了する際、毎度「設定を保存しています」という表示が1分ほど出て待たされるという現象。最初は移動プロファイルとか、その辺りの処理かなと思っていたのですが、移動プロファイルの設定を解除してローカルプロファイルに変更しても全く変わることがない様子。
さっくりと検索してみた結果、「プロファイルのアンロードに関する問題のトラブルシューティング」というKBを発見。なんか格好いいタイトルですが、要約すると「ログオフする時にプログラムがいろんなリソースを掴んだままで、それを待っていてタイムアウト起こす」という事(かな?)。
リソースといっても色々あるわけですが、各種ドライバ、仮想デバイスレジストリハイブ、色々考えられます。システムがログオフ処理を行ってプロファイルを閉じる際、こういうリソースを掴んで離さないプログラムが居ると、この問題が起こるという感じみたいです。
そういう状況を想定して作られていない&修正使用としないWindowsWindowsですが、こういう「プロファイル解放時にもリソース掴んだまま」というサードパーティーのプログラムもプログラムですね。
で、解決方法は「User Profile Hive Cleanup Service」を導入する、というものです。
つまりこういう事ですね。そろそろ帰ろう(ログオフしよう)とWindowsが席を立とうとするんだけど、誰か(サードパーティプログラム)がWindowsの服(リソース)を掴んで離さない。そのままだと1分してWindowsがブチ切れて(アンロードを失敗して)しまうので、このUPHCSを導入しましょう。UPHCSは席に着いているWindowsをジロジロと監視し、いざ席を立つ時に服(リソース)を握っている誰か(サードパーティプログラム)の手を有無を言わさず払いのけて(リソースを強制解放して)くれますので、Windowsは誰にも引き留められることなく優雅に席を立って退出できる(プロファイルを閉じてログオフを完了できる)というわけです。

まあ、解決してくれればそれで良いんですが、これって「仕様上の矛盾(というかバグ?)を力業(サードパーティプログラム側の都合を考慮せずにリソースを解放するというワイルドな実装)で解決してるだけ」なんじゃないの?