OpenVPN への乗り換え試行錯誤(1)

大変参考になるページを発見したので、それを参考に構築。なんとか繋がる状態にまでなりました。
インターネットでOpenVPNに関する情報を集めていると、「あっけないほど簡単」だの「安定している」だのといった文章を見かけますが、正直(Softetherの簡単さに慣れすぎていたせいもあるんでしょうが)大変でした。
まず、Softetherでは自動化されている暗号化関係の初期設定。手引きがないと意味不明です。まず暗号化処理の仕組みや言葉の意味を下調べしておかないと、中級者以上向けの解説ページなどは読むことすら困難です。
また、設定は基本的に設定ファイルの記述で行うので、ちょっとした試行錯誤が面倒w 毎回エディタを開いて修正して保存してインスタンス再起動して……。ヴァー!GUIで分かりやすく、全て日本語記述だったSoftetherがモウレツに恋しくなります。

とりあえず、色々しているうちにVPNセッションは無事繋がったのですが、今度はTCP/IPのルーティング設定が!ping通らネー!ぎゃー!
まあ、優先度まわりを触ったらなんとか開通。

が、サーバ側からクライアント側へデータを転送(Windowsファイル共有経由)する時は十分なスピードが出るんですが、クライアント側からサーバ側(正確にはサーバの背後にいるNASの共有フォルダ)にファイルを転送しようとしたら切れる切れる。失敗確率100%。
逆方向の転送は成功しているのですが、どうしても原因が分からない。

Softetherは一旦繋がれば何も考えずにフツーに使えていたので、こういう状況になることが理解できない、というのが正直な気持ち。
OpenVPNSoftetherを比べると、VPNソリューションとしてはOpenVPNが圧倒的優位なのかもしれませんが、それを使うユーザーの視点から見たアプリケーションの出来(ユーザーとの親和性)としては、逆にSoftetherが圧倒的優秀であることがよくわかりましたよ、ええ。

というか、OpenVPNサーバの設定に、Softether経由のRealVNCを使っていたりして、一体なんなんだろう、とか思ってみたり。