OpenVPN への乗り換え試行錯誤(2)

Q.何やってんの
A.自宅外のマシン(会社LANからとか、ネットカフェからとか、公衆無線LANからとか)を自宅LAN上のネットワークに直結させて、ファイルサーバとか各種サーバのメンテナンスを Windows ファイル共有とか RealVNC とかリモートデスクトップとかでヤっていた Softether 環境を OpenVPN に置き換える作業をしているの。
 
何とか Softether と同等の通信環境を確保。前回ブゥブゥ言っていた不安定さの原因は、どうもプロトコルっぽい。
いろんなVPN関係のサイトを見て歩いていたんですが、詳しそうなページほど TCP over TCP をボロクソに書いていらっしゃったので、私も初めから UDP での通信しかないと思いこんでました。確かに言ってることは分かるんです。TCP の性格上、そういう問題をはらんでいるってことはね・・・。でも、UDP だとどうしてもダメだったんディスヨ!
こういうのが思考(発想)の硬直化ってヤツなんでしょうかね。
自宅ルータの設定を変え、サーバとクライアントの proto udp を proto tcp に差し替えたところ、フツーの双方向での大容量(100MB程度の動画)データの安定転送を確認しました。また、原因不明のまま切断されまくっていたリモートデスクトップも正常に使用できることを確認。
まあ、UDP で安定せず、あまり選択されない(らしい)TCP での通信が(今まさにこれを書いているマシン上で)成功しているのは紛れもない事実なのです。何らかの設定間違いなどがあったのかもしれませんが、私はしばらくこの設定で逝こうと考えている次第です。