バイク乗り涙目の流れ

若者のバイク離れが深刻 国内のバイク生産、ピーク時の1割以下
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1411529.html
ソースのニュース
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201002050616.html
 
やはり、駐禁取締が二輪車にも適用されて都市部のライダーが絶滅傾向であるとか、嗜好的要素の強い乗り物なのにファン離れ・潜在的顧客育成の低迷が進んでいるとか、昔から言われるように安全・実用面で四輪に劣る・・・等々の理由なのかしら。
記事の中のグラフを見ると、かなり危機的なカーブを描いているのが悲しいし、2ちゃんでの煽られようも切ない。
 
実際、国内の環境は二輪車文化を衰退させるに十分な条件が整いすぎてると思う。
ここ最近バイクのCMなんて見た覚えないし、広告もバイク雑誌くらいでしか見かけない。MotoGPをはじめとする2輪モータースポーツの広報や放送すら(日本人が活躍してしようとも)地上波でやってない。住宅や店舗や市街地でもバイクの置き場が少ない(自転車扱い)。これじゃぁ、新たにバイクに乗ってみよう!と思う人が減るのは当然のように思う。
バイク好きの自分にとってもバイクに乗る必然性の説得(長所短所の列挙は簡単だけどね)は容易では無いと感じる。しかし、二輪の文化(国内メーカーが持つ技術等も含む)をそう簡単に見捨てて欲しくはない。単なる嗜好ではないシティコミュータとしての可能性をもっとアピールする等の努力ができないものだろうか。
 
少し前になるが、NHKか何かでバイクの旅番組のようなものをやっていて凄く驚いた記憶がある。雪が少ない九州の地方局は、もっとバイクな番組や取材を出来ないかなぁ。千葉のバイクTVくらい本気でやってくれれば嬉しいが、観光番組や旅番組で多く見かける鉄道移動の代わりに1割でもバイク移動を取り入れるとか・・・。
バイクメーカーも中途半端なラインナップはやめて、125cc以下のコミュータークラスと大排気量のハイエンドクラスに注力するとか、何か対策が必要な段階に来ているように思う。世界規模で見ればまだまだバイクには伸びしろがあると思うんだけどな。
 
 
国内においては免許制度の変更とか色々な案や声はあるけど、やっぱり文化として社会的に受け入れられてないのが最大のハードルのように感じる。
たしかに、危険性について言い訳出来ないのは事実。去年親戚がバイク事故で大怪我を負った。医者にも奇跡的と言われるほどの回復を見せてはいるが、やはりその危険性は揺ぎ無いし、当分は親戚の間でバイクの話はタブーになりそうな気配だ。
 
それでも俺はバイクに乗る。車乗りにバカにされようとも、家族に苦言を呈されようとも、引越しがしにくくなろうとも。
バイクでしか得られない喜びがあることを知っているから。