Becky!からOutlookへの移行2

結局、Becky!のCircleBeckyを使って、.eml形式で1メール1ファイルで出力すればいい事が分かった。
同名のメールも、ちゃんとファイル名を変えて重複しない様に処理してくれている。
ただ、1万件以上のメールの書き出しには結構時間がかかったし、Becky!の受信箱内のフォルダ構成をHDD上に再現して1フォルダずつ書き出す手間もそれなりにかかった。
 
続いて、書き出した.emlファイル群を Outlook Express へ放り込む。
再度、受信トレイ内にフォルダ構成をチマチマと再現し、フォルダ単位で流し込んでいく。これはドラッグ&ドロップでおkで手間がかからず、取り込み処理も比較的スピーディーに進んだ。
 
が、あまりにデータ量が多すぎた様で、気が付いたらCドライブの空き容量がマズい感じに。古いデータをアーカイブ化して取り除くなりして整理しないといけない模様。
せっかく取り込んだデータも一旦消しておく。ああ面倒くさい。
 
全体の運用計画をもう少し見直してみるべきかなぁ。
 
 
ところで、受入環境構築の段階で Outlook 2003 をつつき回していたが、大昔のOutlookとは全然印象が違ってるのねー。完成度高くなってる。
なんといっても振り分け(仕訳)設定のやりやすさが気持ちいい。Becky!に比べて自由度は低いものの、「この差出人のメールはココ、このタイトルのメルマガはココ」といったフツーの振り分け設定はめちゃくちゃ簡単でビックリした。
スケジューラや連絡帳もやたら多機能で面白そうだ。iTunesMobileMe等を使えばiPodや他のPCとシームレスに同期できるし、なんか色々便利。
ただ、全体的に動作がモッサリしている(画面表示がヌルい)のがマイナスポイントかなぁ。あと設定項目大杉。アカウント設定の確認だけで何回クリックさせるんだよと。
 
とはいえ、他の同期ソフトやバックアップソフトとの連携などを考えると、そろそろ脱Becky!の頃合いかもしれん。Becky!Becky!でチューニングされた軽自動車の様な軽快な感触が大好きなんだけど、色々ゴージャスな機能が付いてる普通車クラスの Outlook の乗り心地はやっぱり魅力的だった。
 
うーん、もう少し悩んでみる。