裁判員制度の必要性をちょっと感じた出来事

一般人が裁判所に召喚されて裁判に参加する裁判員制度。だんだん実施が近づいてますね。
最初は、面倒だし本当に意味があるのかと疑問でしたが、裁判官だけに任せているとなんか変な判決も結構あるらしい。今日気になったのがこれ。
 
「ガチャポンのカプセル誤飲で子供に障害」 バンダイに2626万円賠償命令…「カプセルを角形に」「穴を複数あける」など、基準見直し迫る判断
 
業界基準に準拠してて1400万個製造するうちの1個という奇跡的な確率の事故なのに、メーカーに賠償責任とか意味不明過ぎる。同リンク先でも散々叩かれているけど、親の責任は?この歳の子供に責任を問うことはないけど、状況だけ見てるとDQN親にしか見えない希ガス。ホント、ピンポン球を飲み込んで窒息したから直径4cm以上にしろとか四角にしろとか言い出しかねない勢いですよ。
メーカーはきちんと正論で対応してほしい。こういう判例を利用する馬鹿が大勢出てきちゃうよ。
 
こういう時、裁判員制度が導入されていれば裁判官と違う視点で意見する人が居たんでしょうね。少なくとも自分がその場にいれば、上のようなピンポン球の例や子供にカプセルを与えて30分も目を離している親の責任などを持ち出してやるのに・・・。今回の場合だと、基準の見直しの指示を含めつつ責任相殺ってのが妥当なラインなんじゃない?この親が自分の監督不備をどんな言い訳で誤魔化そうとしてくるかですけどねw
 
というか、最近になって技術的・道徳的に理不尽な判決を出してる裁判官が増えてません?単にソレ系のニュースサイトで取り上げられてるのを目にするようになっただけかな?
もしかして、「やっぱ自分が行かねーと納得出来ん」的な空気を作って裁判員制度を後押しする狙いでもあるのか?