ヘルメット用カメラマウント制作メモ(吸盤)

mixiに掲載した画像を流用〜。
ヘルメット側頭部に固定してみるテスト。
常用しているジェットヘルでのテストだけど、フルフェイスの方が固定できる位置が広くていいかもしれない。
広角のレンズを使ったらシールドが映りそうだが、別に業務での撮影なわけでもないので。ステーの形状や長さを変えればカメラをもっと前に出すことも可能と思われるが、その分振動などによるズレが出てくる可能性が。カメラと反対側にもステーを伸ばし"おもり"でバランスを取る手もあるが、総重量をむやみに増やしたくないので無理かな。

 
ステーの拡大写真。
吸盤にねじれステーを共締め、ステーの反対側に小型の雲台を固定、それにカメラを乗せている。各部の角度は自由に調整できる。ただし#10のレンチや2種類のサイズの+ドライバーを駆使してネジ等を締める必要があるので、あまりよい設計とは言えないなぁ。

 
ヘルメットへの固定には、近所のDIY店で見つけたiteck製の強力吸盤フック「タコ」を使用。いわゆる吸盤を引っ張り負圧を利用して強力に固定できるもの。この引っ張りにボルトとナットを使用しており(吸盤からネジが出ていて、付属のナットで締め上げるとこのネジが引っ張られる)、このネジにステーを共締めすることでかなり応用が利くという逸品。
なおこのネジは一般のカメラマウントのネジとほぼ同規格のようで、小型の雲台をねじ込むことも可能だった。
 
レバー式の吸盤も数種類試してみたが、結局吸盤とステー類を固定することが難しいので、入手可能なら上記のネジ式吸盤が理想。
 
なお、ビデオやカメラのマウントネジ(三脚などに固定するネジ)の規格は1/4-20UNCのユニファイねじ(おねじ外径6.35 mm,ピッチ1.27 mm)。ナットや短いネジならM6のピッチ1.25でもなんとか代用できる。
 
私が使用したのは↓このタイプ

 
似た構造(基本部分は共通っぽい)の物も色々あるみたい

 
似た商品は多くあれどネジ式は少数派っぽいので、品切れに備えて幾つか買いだめしておく予定・・・。