自衛隊の国連軍加盟

ニュースを片方の耳で聞いてただけなので正確でないかも知れないですけど、思ったことを少し。
国連軍参加なのに指揮権は日本だなんて、そんな我が儘が通るんでしょうか。というか、決定をごく一部の人間だけで決めてしまっているあたり、旧日本軍的な影があってイヤです。派兵したいんならちゃんと日本国民の同意(仮にそれが建前であったとしても)をとっておくべきなんじゃないでしょうか?
ってか、指揮権を持ったままの国連軍参加って、要は「国連軍という体のいいイベントに便乗して、日本軍っぽいことをやりたいだけ」のような気が。もし戦闘になっても「国連軍だから」という建前で、日本人が日本人の指揮の元、人を殺すわけですから、言い訳のしようがないでしょうに。
イラクにいる自衛隊にしても、なぜ戦闘部隊の出で立ちでいるのかが分かんないです。やってることは道路工事みたいな土木作業らしいじゃないですか。全員ツナギで背中に赤十字のマークでも入れておいて、「戦争に来たんじゃない、土木作業に来たんです!」ということをもっと正直にアピールしていいと思う。いや、むしろそういった事業を現地の職のない人々を雇用する形で実施できないのでしょうか?そのほうが、仕事や技術、そして日本を好きになってくれるイラク人をたくさん生み出すことにつながる気がするんですが。
日本国民の代表者が決めたことは、全ての有権者はその結果を見守り、そしてその結果を受け止めなければならないわけですが、小泉さん一人で決定したことは、一体誰がその責任を負えばいいんでしょうか・・・。
年金問題にしろ、最近の自衛隊の動きにしろ、だんだん小泉さんもやることが読めなくなってきました。いや、ただ単に本性を現しただけということなのか?