阿部首相訪米報道に関する日米の温度差

なんだかいつになくカタい表題ですけど・・・。私だってバイク転がして趣味に没頭して仕事で摩耗しているだけじゃないんですよ。ちゃんとニュースやブログもみてるんですってば。
まあ、とりあえず下の記事を読んでクダサイ。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/070426_houbei/
アメリカのメディアでは、日本国内にいる私たちやお膝元で取材・報道しているメディアよりも、ずっと的確な指摘がなされているそうですぜ。
 

  • 安倍首相が、日本を「戦争が出来る国」にしたがっていることや、その実現のために中学生でも気付くようなあからさまに汚い手を随所で使っていること。
  • 従軍慰安婦問題を筆頭とする非人道的行為の歴史的事実(2007/04/27、最高裁が判決の中でこれらを事実と認めているので、今後これらの問題が無かったと主張する人は、最高裁の判決文をひっくり返すのと同等の主張や覚悟が必要になります)をねじ曲げようとしていること。
  • 今まで積み上げてきたアメリカやアジア各国などとの信頼を、その安易な言動で次々と壊していること。

みんな気付いているのに誰も指摘しないんですよね。というか、これらの事実に気付いていない方は、もっと新聞やニュースやWebなどから「自分の意志で」情報を集めて「自分の責任で」判断することをお勧めします。
 
首相の選出に国民が「直接」関与できない日本ですが(利権という強力な武器で与党の座に君臨する自民党が、事実上内部で勝手に決めているわけですからね)、この安倍首相のやっていることが本当に「日本に住む全ての人々の、そして日本全体の近い未来と遠い将来の幸せのための言動なのか」をよく監視すべきです。
 
というか、こういったアメリカのような視点・指摘・報道が日本国内で一切されていない事実に(NewsweekやTIMESの日本語版の中でさえあからさまに情報量が抑えられているらしい。かなり強い情報操作があったのでしょうね)、私たちはもっと戦慄するべきでしょう。