KITACO SPL クランクシャフト(STD長)

2005/09/26時点

上級aperの方々が100オーバーの世界を堪能されている頃、私は未だに低排気量でブン回す日々を送っています。
先日ヘッド周りを交換・メンテしたのですが、痛恨の潤滑系のミス(パイプバンドの閉め忘れ等)によりクランクシャフトが死亡。オイル切れでコンロッドがガタガタになってしまいました。
あわててクランクを手配するも、微妙に連休が重なっていて遅れる予感。それなら!ということでKITACOの軽量クランクを購入(これも入荷に1週間以上かかったんだけどw)。
なんというか、やっと腰下分解も手慣れてきました。清掃&エンジン降ろしが2時間、エンジン全バラまで1時間、内部清掃(金属粉が・・・orz)に2時間。部屋中にエンジンの部品がズラリ。シングル・ミニのエンジンでもこれだけ部品あるんだから、最新の大排気量マルチのエンジンは素人には無理なんだろうなぁ・・・とか思う。
で、ここからの組み上げ作業は手間を惜しまないで慎重にやったので(ここで手間を惜しむと後で痛い目を見る)約3時間。トルクレンチ、シックネスゲージ、ノギスを使用してチェックを繰り返しながら、オイルやモリブデングリスをSMの指示通りに塗布しつつ、慎重に組み上げます。
ちなみに私は、この初期潤滑用のオイルだけで0.5リットルくらい使います。ベアリングや回転部分、接触部分にたっぷり注いで指で動作を確認、クランク回転部やクランク軸内、ヘッドのカム周辺はボタボタ滴るくらいオイル漬けに。
試運転の段階では、さすがに軽量クランク。騒音と振動が減り、吹けも鋭い感じ。
慣らしが終わってオイルをモチュールに変えたら、更に高回転でのキャブ微調整やスプロケ調整に入る予定〜。