ほぉぅ

席を譲らなかった若者

なんだかハッとする出来事。お年寄り擁護の意見や若者支持などの意見がたくさん出てるようですけど、私としては「どちらも自己中心的すぎたのでは」と思った。
両者の意見、態度には理由や根拠がそれぞれにあるだろうけど、まずお年寄りが相手にそれを訴える方法で失敗してる。同ブログのコメントの中にもあったけど、嫌みに言わずにお願いすればイイぢゃん。「疲れてるので、座らせてもらえないだろうか」とか「私は大丈夫だが、女性に座らせてあげたいんだが」とか。
そういわれて断るには、この若者の行動以上の勇気が必要だと思うよw
もちろん、それを断るのは若者の自由だし、食い下がるのも老人達の自由。
対する若者も、まあ、年金の話しは分かるんだけど、年金システムを破綻させたのは(関連ゼロとは言わないけど)この年配者達だけじゃない。そんな"当たり前のこと"を突きつけられても、誰だって言い返せないよ。せめてその意見を述べつつも譲る、とか、その場はこらえてその意見をもっと建設的に叫ぶ(あまり現実的じゃないなぁw)とか。
老人最優先でいたわるっていう考えも理解できるが、それを盾に厚かましいことをされると反発を食らうことも当然だと思うな。年配者は「えらい」んじゃない。尊敬と敬意の念があってこそ、年配者優遇という仕組みがあるんでしょう。
相手の気持ちを察しいたわる、譲り合いで衝突を避ける、という日本の良い習慣が薄れているんだなぁ、と感じた事件でした。