ワークス用ハイエンドオイルを小排気量車向けに販売?

私がファンであるキタコの、営業の方と話す機会があり 4miniカスタマーとしては聞き捨てならない情報を耳にしたので、忘れぬようにメモ。
オイルメーカーであるelfさん(http://www.elf-lub.jp/)の elf XT3818(http://www.elf-lub.jp/pro/race_oil.html)が、小排気量車向けに1リットル単位で販売されるそうです。このオイル、HRC が CBR1000RR や VTR1000SP2 などのレース専用車輌でも使っているそうです、っていうかHRCではほとんどコレしか使っていないそうです。
元々F-1エンジン用に開発されたオイルで大排気量車やレース向けに販売されていたそうなんですが、販売単位5リットルで\24,675。フツーは買わない(買えない)っすよね。というか、ほとんどHRCへ供給されるので全体的に品薄だったらしいです。
が、最近キタコさんがこれを1リットル単位で販売始めたそうです。もちろん小分けにした分単価も上がって\6,000を超えるらしいですけど。
いくらいいオイルでも、ライダーが気に入るか気に入らないか、価格に見合う性能かの判断は、最終的に乗ってみなければ分からないわけで。営業の方も「いいオイルであることは確かです。実績もありますし。でも最終的には(値段相応の価値があると判断されるかは)実際に乗って頂かないと。」と話してました。まあ、最初の1つを「試し」という口実で買わせるのは営業・販売の基本ですが、実際「試し」てみないと自分に価値のない商品かどうかの判断すらつかないので。分かっていても1本\6.000強を買うつもりのバイク馬鹿な自分にちょっと涙。
XT3818は100%化学合成ですが、モチュールなどのエステル云々とは全く違うらしいです。ショップでは詳細が聞けなかったので自分で各社のサイトを回って調べたところ、他社のオイルに比べて動粘度の割に比重が軽く、あらゆる温度帯でヒュンヒュンまわりそうな印象をうけました。が、元がレース向けだけに「持ち=寿命」が気になるところです。
そのショップにも1〜数本入荷するそうなので、試してインプレに上げる予定(腰上換装の慣らし終了後の話になりますが)。